最近、温泉に行くと泉質表をよく見てしまいます。ただ、どんな効能があって、どんな症状に良いのかは書かれていません。。また、たくさんサイトにまとめ記事がありますが、各々の泉質についてまとめられているので、色んなサイトに飛ばなくてはなりません。。時間がない方でもすぐに探せて、温泉の価値を感じながら楽しめるようにこの記事をまとめてみました!
この記事を読み進めていただくと、おおよその泉質にたどり着くと思います!!是非検索みてみてください!!!
温泉の種類と有名な温泉地について
温泉は、その水質によって様々な種類に分類されます。水中の成分によって、単純温泉、塩類温泉、炭酸泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉などがあり、それぞれに独自の特徴があります。温泉好きなら知っておきたい基礎知識の一つです。
日本は温泉大国として知られ、全国各地にそれぞれ異なる効能を持つ温泉が豊富に存在します。温泉には身体を癒す力があり、古くから多くの人々に親しまれてきました。温泉旅行の前に、各温泉の特徴を知るのは楽しい旅の一部となるのではないでしょうか?
温泉の種類ですが、日本温泉協会によると大きく10種類に分けられるとのことです。有名な全国の温泉地はこんな感じです。
単純温泉—温泉水1kg中の溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg未満で、湧出時の泉温が25℃以上の温泉、そのうちこのうちpH8.5以上の温泉を「アルカリ性単純温泉」
塩化物泉—温泉水1kg中に溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が塩化物イオンの温泉
大川温泉、北海道ホテル(十勝川温泉)、
炭酸水素塩泉—温泉水1kg中の溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が炭酸水素イオンの温泉
硫酸塩泉—温泉水1kg中に溶存物質量(ガス性のものを除く)が1,000mg以上あり、陰イオンの主成分が硫酸イオンの温泉
二酸化炭素泉(炭酸泉)—温泉水1kg中に遊離炭酸(二酸化炭素)が1,000mg以上含まれている温泉
含鉄泉—温泉水1kg中に総鉄イオン(鉄Ⅱまたは鉄Ⅲ)が20mg以上含まれている温泉
酸性泉—温泉水1kg中に水素イオンが 1mg以上含まれている温泉
含ヨウ素泉—温泉水1kg中によう化物イオンが10mg以上含有する温泉
硫黄泉—総硫黄を2mg/kg以上含んでいる温泉
草津温泉、野沢温泉、別府温泉、万座温泉、黒川温泉、登別温泉、酸ヶ湯温泉
放射能泉(ラドン泉とも呼ぶ)—1kg当たりラドンを30×10-10Ci(8.25 マッヘ単位)以上含む温泉、または温泉法で水1kg中に111Bq以上のラドンを含有するものを放射能泉
有馬温泉銀泉、三朝温泉、村杉温泉、増富温泉
参考:日本温泉協会
〇〇三大温泉をまとめてみた
『日本三名泉』は、
「有馬温泉」(兵庫県)、「草津温泉」(群馬県)、「下呂温泉」(岐阜県)
『日本三大美人の湯』は、
「川中温泉」(群馬県)、「龍神温泉」(和歌山県)、「湯の川温泉」(島根県)
『日本三大美肌の湯』は、
「嬉野温泉」(佐賀県)、「斐乃上温泉」(島根県)、「喜連川温泉」(栃木県)
『日本三古泉』は、
「有馬温泉」(兵庫県)、「道後温泉」(愛媛県)、「白浜温泉」(和歌山県)
『日本強酸性大三泉』は、
「玉川温泉」(秋田県)、「蔵王温泉」(山形県)、「草津温泉」(群馬県)
『第37回にっぽんの温泉100選(2023年)』のTOP3は、
「草津温泉」(群馬県)、「下呂温泉」(岐阜県)、「道後温泉」(愛媛県)
『都道府県の源泉数ランキング(2023年)』は、
「1位:大分県」、「2位:鹿児島県」、「3位:静岡県」
清少納言「枕草子」での「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」は、
「榊原(さかきばら)温泉」(三重県)が有力である。<長野県「別所温泉」も諸説挙げられている。>「有馬温泉」(兵庫県)、「玉造温泉」(島根県)
『日本三大秘湯』は、
「ニセコ薬師温泉」(北海道)、「谷地温泉」(青森県)、「祖谷温泉」(徳島県)
『過酷で危険な温泉』は、
黒部峡谷の「阿曽原温泉」(富山県)
『日本一硫黄成分の含有量が多い温泉』は、
「万座温泉」(群馬県)
『日本三大ラジウム温泉』は、
「村杉温泉」(新潟県)、「増富温泉」(山梨県)「三朝温泉」(鳥取県)
温泉の効能について
温泉には多くの効能があり、その成分によって異なる健康効果が期待できます。例えば、筋肉痛の緩和、関節痛の軽減、ストレスの解消などが挙げられます。また、美肌効果や疲労回復、血行促進といった効果も知られています。温泉好きなら一度は耳にしたことがあるこれらの効能は、温泉雑学として初心者でも話題にしやすい豆知識となります。温泉にはそれぞれ特徴があり、何を目的とするかによって最適な温泉を選択することが重要です。
単純温泉の効能
単純温泉は、温泉成分が少なく、非常に穏やかな効果が特徴です。このため、皮膚が敏感な人や高齢者、小さな子どもでも安心して入浴できます。単純温泉は身体を芯から温め、血行促進や筋肉の緩和、ストレス解消に効果があります。また、普段の生活で疲れた身体を回復させるのにも適しており、温泉旅行ではぜひ訪れたい温泉の一つです。長時間の浴びることで、その穏やかな温熱効果を最大限に享受できます。
塩類温泉の効能
塩類温泉は、ナトリウム、塩化物、硫酸塩などが含まれており、海水に近い成分を持つことが特徴です。このような塩類温泉は、温熱効果による血行促進、筋肉痛や関節痛の緩和に優れています。
血行促進効果や神経痛、関節痛の緩和、高血圧症の改善が主な効能ですが、入浴すると皮膚に塩分が付着して毛穴を塞ぎ、汗の蒸発を防ぎ、塩分が皮膚に残ることで保温効果が持続し、体を温かく保つことができるのが効能の理由です。この効果は冷え性の改善に役立ち、また保湿効果も期待できるため、乾燥肌の改善にも効果的です。塩類温泉の豊富な成分は、美肌効果への期待も高まります。
塩化物泉は「食塩泉」と呼ばれることもあり、飲泉の効能として胃液の分泌を促すので、胃酸欠乏症、慢性消化器病、慢性便秘、慢性胃カタルなどに効果があります。
傷に対しても効能があります。それは塩による殺菌作用もあることから効能があります。
モール泉(腐植物等の泥炭(モール)の地中層を通り湧き出る温泉)はアルカリ性温泉で、「ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高音泉)です。
モール泉の中でもより濃い濃褐色や暗褐色の温泉が「黒湯」と呼ばれます。
モール泉の効能
先ほど紹介した「モール泉」ですが、実は「温泉法」や環境局が示している「鉱泉分析法指針」等には泉質自体が定義されていません。
なので先ほど塩泉類に記述したのですが、特殊な泉質の為、詳しく知識ポイントを紹介しておきます。
・モールの起源はドイツを中心としたヨーロッパにおける「モール浴」に由来している。
・「美肌の湯」と呼ばれている。
・臭み無しの無臭に近いが、若干木材を蒸したサウナの香り。透明褐色。
・体に沈殿した泥を体に直接塗るモール浴とモール温泉に入浴した場合の効能はイコールではない。(温浴のみモール浴と同様の効果があるのか科学的に証明されていない。)
・フミン酸は抗菌作用、抗炎症、細胞活性化を促進させる効果がある。その起源は植物や、微生物、プランクトンなどの生物遺骸より抽出される。
・フルボ酸はフミン酸と同じく、ミネラルやアミノ酸などの養分を植物に補給させている植物が堆積して変質し、石炭になる前のものから抽出される。
効能は酸化を防止し(つまり老化防止)、細胞内の有害物質を分解させて対外に排出させる役割も持っており、いわゆる「若返り」の源泉である。(肌荒れや肌の老化は酸化が原因と言われています)
・アルカリ性泉のためメタケイ酸も多く保湿効果も高く、ナトリウムイオン、炭酸水素イオンも豊富で皮脂の更新を促す作用もあり「純重曹泉」とも呼ばれます。
・モール泉の三代温泉地は、「北海道十勝川温泉、石川県金沢市近辺、大分県大分市近辺」と言われている。
・福岡県大川市の「大川温泉 貴肌美人 緑の湯」は、モール泉フルボ酸源泉掛け流しであり、世界でも希少なフルボ酸源泉はフランスの「ルルドの泉」に匹敵する源泉と言われています。
各地のモール泉によって、効能、臭い、温度、濃度等様々な特徴があるところも面白いと思います!珍しい温泉でもありますので、是非リサーチして訪れてみてはいかがでしょうか?
そう言えば、モール泉の源泉場所の傾向として、平野が多いと言われているが確かに大川温泉は平野、北海道ホテルも平野だったような気がします。。
放射能泉(ラジウム・ラドン)由来と効能
一見、放射能と聞くと入ると怖い、体に良いものではないと思うかもしれません。実は、ラドンと呼ばれる放射能物質は微小なので、ものすごく体に良いものであります!!
この放射能泉は別名として、ラジウム泉とも呼ばれます。
まず、大事なのは放射能のお話です!!結論、ラジウム温泉として危険性は無く、放射能泉は安全です!!
放射能の種類でいくとα線に分類され、紙一枚すら通り抜ける事が出来ません。よくテレビ等で目にする原子力発電等はγ線であり、これは鉛やコンクリートなどの高密度のものでなければ防げないほど透過力が高く、量を多く浴びてしまう事で健康被害を及ぼします。ちなみにβ線は炭素やカリウム、セシウムが分類され、紙は透過しますが、金属は透過できない性質があります。
ラジウム泉の被ばく量は約0.4ミリシーベルト/年(最高施設において毎日1時間365日入浴した場合)です。 人間は普通に生活していると年間約2,4ミリシーベルトの自然放射能を浴びていて、健康に影響を及ぼす被曝量は短時間で約200シーベルトと研究もされておりますので、影響はありません!!
法律で一定以上のラドンを含んでいると放射能泉と分類され、そういった源泉にてラドンを多く含む温泉をラジウム温泉というのです。また、地域によっては気体のラドンが含まれていることを利用し、皮膚や器官から取り込む入浴方法である熱気浴と呼ばれるものも存在し、呼吸器から吸い込むことで、体の免疫力向上に効果があると考えられていて、古くから万能の湯とされています。ラジウム泉の特徴は飲水できる場合が多く、液体として温泉の効能を取り込むことも可能です!
効能について、微量のラドンなど放射性物質を含んでおり、これが体内に吸収されることで自律神経のバランスを整える効果があります。痛みの緩和、血行促進、代謝の向上などが主な健康効果として知られています。
放射能泉ならではの浴用の適応症は主に動脈硬化症、痛風、胆石症、慢性胆のう炎、慢性婦人病、慢性皮膚病とあります。飲用とする場合は、痛風や胆石症、慢性胆のう炎、慢性消化器病などがあげられます。 適応症に、痛風があるのは、放射能泉になっております!! さらに、神経痛、リウマチ、神経麻痺、 自律神経過敏状態にも、効果を発揮するとの研究もあります!!
デメリットは特にありません。。ただし、入浴前はしっかりと体調の管理だけは行ってください。持病をお持ちの方も体調管理はしっかりとお願いします。実は害どころか活性酸素や癌細胞にダメージを与えて、不治の病と恐れられている病も、解決する可能性や希望が生じやすくなると言われており湯治も昔から活発に行われていたのもラジウム泉の温泉地域です。
天然のラジウム泉はあまり多くないので、一度訪れてみてはいかがでしょうか??
二酸化炭素(炭酸)の効能
二酸化炭素が豊富な温泉、いわゆる炭酸泉は、皮膚から血液中に二酸化炭素が吸収され、血管を広げることで血流を良くする効果があります。これにより、高血圧の予防や改善、心臓病のリスク軽減、疲労回復などの健康効果が期待できます。また、炭酸泉に浸かることで全身の血行が促進されるため、冷え性の改善や美肌効果も期待でき、温泉旅行でのリフレッシュに最適です。このような炭酸泉は、日々の疲れを癒やしたい方に特におすすめです。
硫黄泉の効能
硫黄泉は、その名の通り硫黄を多く含んでおり、特有の匂いがすることでも知られています。温泉らしさを感じさせてくれる「卵の腐ったようなにおい」が特徴的です。結構臭いですが、入浴していると気にならなくなります。
色は硫化水素イオンが多く含まれる場合のエメラルドグリーン色、硫化水素が多い場合の乳白色があります。エメラルドグリーンの硫化水素は酸度が高いものが多く、肌にピリピリと刺激が多いことが多いです。
この硫黄泉は、皮膚疾患の治療や殺菌効果があるとされ、軽度のアトピー性皮膚炎の症状緩和に効くとされています。また、皮膚の新陳代謝を促すことで、ニキビや湿疹といった皮膚病の改善に役立つと言われています!
環境省が発表している温泉療法のイ・ロ・ハによると他にも
・尋常性乾癬
・慢性湿疹
・表皮化膿症
といった悩みの軽減が期待できるとされています。
参考:温泉療養のイ・ロ・ハ
デメリットとして、デトックス効果により体内の不要な物質を排出する手助けをしますが、長く入浴すると、気分が悪くなったり脱水症状などの湯あたりをする可能性が高くなります。慣れていない方は数分から湯あたりします。
また、肌荒れも起こす方も実際おりますので、慣れていない方はあまり長く入浴はお勧めできません。不安な方は肌にピリピリと感じてきましたらしっかりとシャワーで流して保湿しましょう!!
ちなみに硫黄泉でも300年以上の歴史ある「国民保養温泉地第1号」酸ヶ湯温泉が有名です。混浴施設として男女別浴室もありますが、名物は体育館の様な巨大な混浴浴場の「ヒバ千人風呂」!!!この浴場だけで4つの源泉があり、とりわけ「熱の湯」と呼ばれる浴槽は足元湧出温泉!湯治場風情たっぷりの大空間の中で、青白濁した強酸性硫黄泉を存分に楽しめます!!
酸性泉の効能
酸性泉は、pH値が低く、強い殺菌作用を持つことが特徴です。このため、皮膚疾患や傷口の治癒を助ける効果があります。また、健康な皮膚にも新陳代謝を促す作用があり、美肌効果も期待できます。酸性泉は、体の不要な老廃物を取り除き、体をリフレッシュさせるデトックス効果も持っています。温泉旅行で疲れた体を癒すだけでなく、自然な美容法としても利用されています。酸性泉の特有の効果は、健康と美容を両面からサポートしてくれます。
pH2未満(強酸性)、pH2〜3未満(酸性)、pH3〜6未満(弱酸性)とされ、pH3〜6未満が人の肌と同じ濃度であり肌に優しいです。それよりもペーハー値(pH)が小さくなると、殺菌作用や古い肌の角質を落とすピーリング作用効果が強くなります。
三大酸性泉の一つである群馬県の草津温泉は、強酸性で殺菌力が高く「恋の病以外は治す」と言われています。さらに、秋田県の玉川温泉は、一箇所より毎分9,000リットルという日本一の湧出量と、pH1.2と日本一の強酸性の温泉水(98℃)の日本屈指の酸性泉があります。
温冷浴について
温冷浴は、温泉と冷水の浴槽を交互に利用することで血行を促進し、健康や美容に効果的な入浴法です。1927年から伝わる、西式温冷浴とも言います。
この方法は、体内の血管を拡張させたり収縮させたりすることで、血行促進や新陳代謝の向上を図ることができます。疲労回復や免疫力の向上、肌の引き締めや美肌効果など、数多くの効果が期待できるため、関西では銭湯や温泉施設で古くから行われているもので、温泉旅行ではなかなか体験できない入浴方法かと思います。
基本的な作法として、掛け湯ののち、湯・水・湯・水を交互に1分ずつ入る方法が一般的です。湯→水の往復を1セットとします。そのセットを、からだを洗う前に4セット、からだを洗ってから6セット、合計で10セット行い、最後は必ず水であがるというもの。水で上がることによってお風呂上がりの汗が出なくなり、さっぱりとした気分がさらに増します!
また、女性の方や冷え性の方は、最後に水で上がったのち、足(膝下)だけ3分~5分、湯につかって上がるのがオススメです。
おそらく、熱湯は思っているよりかなり熱いので、いきなり温冷交代浴を入ることが難しい方もいらっしゃいます。難しい方は、まずサウナを2回転ほどして身体を温めてから始めることをオススメします。その場合、掛け湯→サウナ&水風呂→温冷交代浴スタートの流れです。
施設近くまで訪れる機会があれば、温冷浴を試してみるのも一つの楽しみ方です。
効果として、1番は寒暖の差に身体を慣らすことで、日常生活での体調管理にも役立ちます。
具体的には温冷浴をすると交感神経と副交感神経がスイッチする現象が起き、副交感神経が働くことで、緊張がほぐれてリラックスした気分にさせ、交感神経が活発になると緊張した感覚になります。この交互の神経の切り替えをすることにより、自律神経の調整機能を整える役目をしてくれます!!
体にもたらす効果は、サウナとほぼ変わらないのですが、『仕上がり方(キマリ方)』が違います。サウナから出た後は目が覚めるような感覚になりますが、温冷の後は、さらに目が覚めて逆にふわふわとした、体全体が気持ちいい気分になります。
私はサウナの後の温冷浴が良い入浴かと思います。
温泉の運営について(源泉掛け流し、加水、加温、消毒)
温泉には源泉を利用して、様々な場所で利用できます。
温泉地ではないところや源泉の温度が低すぎる場合等、様々な温泉を温浴施設とするために工夫を凝らしています。主な方法について簡単にまとめます。
源泉掛け流し、、、源泉を直利用。何も手を入れておらず、そのまま利用。温度も地下の温度そのまま消毒も基本されていない。効能や温泉の匂いもそのまま。
加温、、、源泉の温度が低い、または高すぎて入浴できないのでボイラー等で温めやチラーで冷まして提供している場合はこれにあたる。効能や匂い等は基本源泉掛け流しと変わらないと言える。
加水、、、濾過しているまたは温泉に自然水や水道水を混ぜ込み提供している場合を指す。イメージとしては熱々のお湯に水を入れて調整する感じです。チラーやボイラーを利用しない場合で調整する場合もこれにあたる場合もあります。
上記にもありますが、何が純粋な温泉かどうかと言う基準が欲しいと思います。純温泉協会があり、そこでは一定の基準が設けられております。一部、抜粋してご紹介します!!
純温泉の定義ー【源泉をそのまま利用している温泉であること 】
但し、
・源泉が高温の場合、適温にするための加水はOK(但し、源泉の個性を損なわない程度)
・源泉が低温の場合、適温にするための加温はOK
・噴気造成泉はOK
・溜湯方式(貸切利用でかつ1組毎に換水)はOK
そして
・循環ろ過装置を設置していないこと
・浴用の温泉水への塩素系薬剤等の添加による消毒はしていないこと
・浴用の温泉水への入浴剤等の添加はしていないこと
そして
適正な清掃及び衛生管理を行っていること
確かに上記を遵守しておけば純温泉、いわゆる源泉掛け流しに近い温泉と言えるのですね。
まとめ
初心者でも話したくなる温泉雑学と豆知識をこのページにまとめてみました。
ランキングも見ていると有名どころもありながら、古き良き秘湯もあり、様々な温泉地があることがわかります。
温泉の効能も様々で、奥が深いですね。ただ効果と入浴についてを理解していると、温泉の価値や効き具合を感じながら自分なりの温泉入浴を楽しめるのではないかと考えております。
是非、連休は温泉旅に出かけてみてはいかがでしょうか?
実はいつも「ゆこゆこ」さんから予約しています。下記リンクありますので、一度見てみて下さい!!!
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